けんちくや山井氏
丸嶽コモン再生プロジェクトー小屋づくり
3月2日、環境改善体験が坂田昌子氏を招いて再び実施されました。
前々回からさらに引き続いて沢づくりとなった今回は、沢の途中にあるトンネルに溜まった泥の掻きだしと、泥から石をより分ける作業になりました。
2月4日、環境改善体験が坂田昌子氏を招いて再び実施されました。
前回から引き続いて沢づくりとなった今回は、地元の石灰加工業者から頂いた岩を使って石垣を作ったり、炭化処理を施した木杭を沢の淵に打ち込み柵を作るなど、いよいよ本格的な沢づくりのベースが出来上がってきました。
1月18日、環境改善体験が坂田昌子氏を招いて実施されました。
会場ではまず坂田氏による座談会が開かれ、なぜ雨が降ると山が崩れるのかといった基本的なことから、現在でも続いている能登半島震災の現状まで、生物多様性のスペシャリストの立場から話されるエピソードの数々に会場の皆さんも興味津々といった様子で聞き入っていました。
佐野市丸岳地区では、メガソーラーや砕石場、荒廃した森など景観が悪化し、湧き水も枯渇しています。
こうした負の状況を改善しようと、地域の山主7名の森林を集約化(全15.2ha)して6haを整備し、2.2kmの道を敷設しましたが、まだ9ha以上の森林整備が必要です。
そこで、専門家(坂田昌子氏)をお招きし、地域内外の皆様に、森や小川の再生方法、自然への向き合い方などをお伝えするとともに、実際に森の中で活動していただく体験講座を実施します(環境改善体験)。
今回のDIY体験講座はその一環として、木の伐採や縄文トイレづくりを行います。
佐野市丸岳地区では、メガソーラーや砕石場、荒廃した森など景観が悪化し、湧き水も枯渇しています。
こうした負の状況を改善しようと、地域の山主7名の森林を集約化(全15.2ha)して6haを整備し、2.2kmの道を敷設しましたが、まだ9ha以上の森林整備が必要です。
そこで、専門家(坂田昌子氏)をお招きし、地域内外の皆様に、森や小川の再生方法、自然への向き合い方などをお伝えするとともに、実際に森の中で活動していただく体験講座を実施します。
講座は4回で1セットとし、2期に分けて実施します。
早春の里山の美しさや豊かな暮らしを楽しみながら、湧き水の復活に向けた活動へのご協力をお願いいたします。
真夏を思わせるような暑い日曜日、環境再生活動をしている高田宏臣さんに佐野の丸岳地域の現地調査をしていただきました。
高田さんは被災地などで崩れてしまった山などを元々の理にかなった自然な環境に戻すべく活動されています。
丸岳地域の里山の現状を見ながら、要所要所でクワの入れ方や水の流し方、土手の作り方などを参加者の皆さんが理解できるようにアドバイスしてくれました。
メガソーラー、カントリークラブ、砕石場などに囲まれた栃木県佐野市多田町。
大都市の建築を支え、再生可能エネルギーを供給し、都会人の憩いの場として、日本の経済成長を支えてきた場です。
地域に小さな里山ビレッジの丸岳地区が存在します。
戦後の復興を支えるべく植えられたスギ・ヒノキの森は手が入ることなく荒れ果て、鹿やイノシシなどの獣害にさらされ、耕す人を失った水田は放棄されて雑草や低木に覆われていました。
「何とか地域を元気にしたい!」
そう思った有志が立ち上がり、バラバラだった森の所有者に声をかけ、森をあつめて下刈りをし、間伐を始めました。
そこから見えて来たのは昔懐かしい里地里山の風景。里山の未来を発掘した瞬間でした。
地球温暖化や生態系の破壊などの問題は、その影響を大きく受ける途上国の人びとや、次世代の子どもたちから希望を奪い続けてきました。
そんな反省から持続可能な開発が求められる時代に入っています。
高度成長を支えて来た地域をどう持続可能に変えて行くか。
人間が感情を持つ生命である以上、テクノロジーだけで解決できる問題ではありません。