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SDGsを学ぶ里山〜ただの野山で深呼吸!〜

メガソーラー、カントリークラブ、砕石場などに囲まれた栃木県佐野市多田町。

 

大都市の建築を支え、再生可能エネルギーを供給し、都会人の憩いの場として、日本の経済成長を支えてきた場です。

 

地域に小さな里山ビレッジの丸岳地区が存在します。

 

戦後の復興を支えるべく植えられたスギ・ヒノキの森は手が入ることなく荒れ果て、鹿やイノシシなどの獣害にさらされ、耕す人を失った水田は放棄されて雑草や低木に覆われていました。

 

 

 

「何とか地域を元気にしたい!」

 

 

 

そう思った有志が立ち上がり、バラバラだった森の所有者に声をかけ、森をあつめて下刈りをし、間伐を始めました。

 

そこから見えて来たのは昔懐かしい里地里山の風景。里山の未来を発掘した瞬間でした。

 

地球温暖化や生態系の破壊などの問題は、その影響を大きく受ける途上国の人びとや、次世代の子どもたちから希望を奪い続けてきました。

 

そんな反省から持続可能な開発が求められる時代に入っています。

 

高度成長を支えて来た地域をどう持続可能に変えて行くか。

 

人間が感情を持つ生命である以上、テクノロジーだけで解決できる問題ではありません。

 

自然とともに歩み、自然のなかに「真善美」を求めた先人たちの知恵もしっかりと学び、地域づくりに生かす必要があります。

 

そんなことをみなさんと一緒に学び、体験し、実践する場を、丸岳のみなさんとともにつくっていこうと思います。

 

 

 

人から与えられたものではない、

 

自分なりの「解」に辿りつくSDGs体験の場を一緒に歩いてみませんか!