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奥佐野農泊推進協議会「丸嶽コモン再生プロジェクト」第一弾


「DIY体験」

 

佐野市丸岳地区では、メガソーラーや砕石場、荒廃した森など景観が悪化し、湧き水も枯渇しています。

こうした負の状況を改善しようと、地域の山主7名の森林を集約化(全15.2ha)して6haを整備し、2.2kmの道を敷設しましたが、まだ9ha以上の森林整備が必要です。

そこで、専門家(坂田昌子氏)をお招きし、地域内外の皆様に、森や小川の再生方法、自然への向き合い方などをお伝えするとともに、実際に森の中で活動していただく体験講座を実施します(環境改善体験)。

 

今回のDIY体験講座はその一環として、木の伐採や作業小屋づくりを行います。

(諸事情により縄文トイレづくりは延期し、作業小屋づくりに変更させていただきます。)

 

~作業日程~

 

 【12月20日(水)、21日(木)、22日(金)】

「伐採と皮むき」

 

 *講師:田中浩唯氏(奥佐野農泊推進協議会)

         8:30~     受付開始

      9:00~12:00 作業(伐採・運搬・皮むき)

       12:00~13:00 昼食                                                                                                         

       13:00~16:00 作業(伐採・運搬・皮むき)

 

 【1月28日(日)】

「作業小屋づくり」

 

 *講師:山井忍氏(けんちくや山井代表)

         8:30~     受付開始

         9:00~12:00 作業(テント設営・電動のこぎり設置)

       12:00~13:00 昼食

       13:00~16:00 作業(テント設営・電動のこぎり設置)

 

 【2月23日(金)、24日(土)】

「作業小屋づくり」

 

 *講師:山井忍氏(けんちくや山井代表)

         8:30~     受付開始

   9:00~12:00 作業(木材の製材・建設)

       12:00~13:00 昼食

       13:00~16:00 作業(木材の製材・建設)

 

 

 

 場所:栃木県佐野市多田町2677

 

 


「けんちくや山井」代表の山井忍氏
「けんちくや山井」代表の山井忍氏

 

講 師:  山井忍氏

「けんちくや山井」代表

栃木市野中町で建築業を営む傍ら、現地で伐採した木材をその場で加工して鳥居を建てたり(秩父の山奥)、木の橋を架けたり(ドイツ)という活動も行っている。

 

「新築よりもリノベーションが大好き」

 

 


 

 

参加費:1,000円 (各回定員:40名。単回での申し込み可)

 

保険:必要に応じ各人で加入をお願いいたします。

 

服装・持ち物:作業しやすい服装、深い長靴、手袋(軍手など)、ゴム手袋、帽子、雨具、着替え、飲み物、昼食(※)

 

*道具をお持ちの方は持参ください。

 

 例):手のこ、なた、など

 

*昼食のお弁当(1000円税込)をご希望の場合は、1週間前までにお申し込みください。(参加者数によって弁当注文を受付けない場合があります)

 

*申し込みはこちら⇒ https://x.gd/D3qlf

 

 

 

宿 泊: 宿泊希望の方(限定10名)には近隣の「古民家スペース美波.」にお泊りいただけます。

     ご希望の場合は1週間前までにお申込みください。但し、相部屋(男女別)になります。

 

「古民家スペース美波.」について

  https://kominkaminami.hp.peraichi.com/home/

  住所)栃木県佐野市多田町1665 

  

宿泊費: 無料

食事代: 夕食3500円、朝食1500円(いずれも税込)。但し、飲み物代は含みません。

持ち物: パジャマ、歯ブラシなどご持参をお願いします。

 

 

 

「奥佐野農泊推進協議会とは」

自然豊かな奥佐野に宿泊し、地元食材を活用した食事や里山での各種体験を楽しんで頂くことを通じて、地域の自然などの維持・改善を目指しています(令和5年度農山漁村振興交付金の支援を得て活動しています)。

 

「主催者より」

かつてこの丸嶽(まるたけ)地域にも、人々が共に生きていくために大切にされてきたことがありました。

例えば田んぼの手伝いをしあったり、食べものを分け合ったり、祭りがあったり。

しかし私たちは「時代の流れ」あるいは、「選択」によって、利便性やお金優先の社会をつくり、その大切なことを失ってしまいました。

そしてそのしわ寄せは、自然環境や立場の弱いところに集中しています。

一方でこのような現状、とりわけ自然破壊に対して心を痛め、「なんとかしたい」と考えている方も増えているのではないでしょうか。また、森林などの自然を、次世代に引き継ぐべき共有財産(コモン・common)として再生しようとする活動も広がっています。

私たちはそうした方々と力を合わせ、この丸嶽地域のみなさんの声と、丸嶽の自然が発する声を受け止めて、様々な環境改善活動を実施していきたいと考えています。

まず第一弾の取り組みとして、生物多様性を通して自然環境や地域の抱える問題に取り組んでいる坂田昌子先生を迎えての「環境改善体験」を実施します。

あわせて、それに必要な作業小屋や縄文トイレをつくるための「DIY体験」も行います。みなさんのご参加をお待ちしています。